診断テスト 2026-08-22
初日なので昨日の記録がありません。代わりに5分野から1問ずつ出して現在地を測ります。解けなくて構いません。どの分野が薄いかを知るのが目的です。
問1 情報セキュリティ
クロスサイトリクエストフォージェリ(CSRF)への対策として適切なものはどれか。
- 利用者が入力した文字列を、HTML として出力する際にエスケープする
- セッション ID を推測困難な乱数で生成する
- リクエストごとに秘密情報(トークン)をフォームに埋め込み、受信時に照合する
- SQL 文の組立てにプレースホルダを用いる
解答
c
CSRF は「利用者が意図しないリクエストを、正規のセッションのまま送らされる」攻撃。防ぐにはそのリクエストが自サイトの画面から出たものだと確認する必要があり、それがトークンの照合。a は XSS(クロスサイトスクリプティング)対策、b はセッションハイジャック対策、d は SQL インジェクション対策で、どれも別の攻撃への対策。
この4つは午前で毎回のように混ざって出るので、攻撃と対策を1対1で結びつけて覚える。
問2 ネットワーク
IP アドレス 192.168.10.0/26 のサブネットに割り当てられるホストの最大数はいくつか。
- 26
- 62
- 64
- 126
解答
b
/26 は「先頭26ビットがネットワーク部」の意味。IPv4 は全32ビットなので、ホスト部は 32 − 26 = 6ビット。6ビットで表せるのは 26 = 64通り。ただしすべて0のアドレス(ネットワークアドレス)とすべて1のアドレス(ブロードキャストアドレス)はホストに割り当てられないため、64 − 2 = 62。
「2の n乗 引く 2」は毎回出る型。21〜210(2,4,8,…,1024)は暗算できるようにしておく。
問3 データベース
関係データベースの第3正規形の説明として適切なものはどれか。
- すべての属性の値が、それ以上分割できない単一の値である
- 非キー属性が、主キーの一部だけに関数従属していない
- 非キー属性が、主キーに推移的に関数従属していない
- すべての関数従属について、その決定項が候補キーである
解答
c
a は第1正規形、b は第2正規形、d はボイス・コッド正規形(BCNF)の説明。
推移的関数従属とは「主キー → X → Y」と間接的に決まってしまう関係のこと。例:伝票テーブルに 伝票番号(主キー)→ 社員番号 → 部署名 が入っている状態。部署名は社員番号によって決まるので、社員テーブルへ切り出すのが第3正規形。
覚え方は「1:分けろ、2:一部から離れろ、3:又聞きをやめろ」。午後のデータベースでも正規化は頻出。
問4 プロジェクトマネジメント
あるプロジェクトのある時点での実績が、PV(計画価値)= 100万円、EV(出来高)= 80万円、AC(実コスト)= 120万円であった。コスト効率指数(CPI)とスケジュール効率指数(SPI)の組合せとして正しいものはどれか。
- CPI = 0.67、SPI = 0.80
- CPI = 0.80、SPI = 0.67
- CPI = 1.25、SPI = 1.50
- CPI = 1.50、SPI = 1.25
解答
a
CPI = EV ÷ AC = 80 ÷ 120 ≒ 0.67、SPI = EV ÷ PV = 80 ÷ 100 = 0.80。
EVM(アーンドバリュー分析)はどちらもEVが分子と覚えるのが早い。コストの話ならAC、スケジュールの話ならPVで割る。1 を下回っていれば悪い状態なので、この案件は予算超過かつ進捗遅れ。
差で見る指標もある:CV = EV − AC(コスト差異)、SV = EV − PV(スケジュール差異)。こちらはマイナスが悪い。
問5 企業活動(ストラテジ系)
売上高 1,000万円、変動費 600万円、固定費 300万円であるとき、損益分岐点売上高は何万円か。
- 600
- 750
- 900
- 1,000
解答
b(750万円)
変動費率 = 600 ÷ 1,000 = 0.6。限界利益率 = 1 − 0.6 = 0.4。
損益分岐点売上高 = 固定費 ÷ 限界利益率 = 300 ÷ 0.4 = 750万円。
意味を押さえると忘れない:売上が1円増えると、そのうち0.4円だけが手元に残る(残り0.6円は変動費に消える)。固定費300万円を0.4円ずつで埋めるには750万円売る必要がある、ということ。
検算:売上750なら変動費450、限界利益300、固定費300を引いて利益0。合っている。
結果の読み方
正答数を 今夜のメールの「## 学び」に書いてください(例:診断テスト 3/5、間違えたのは問2と問4)。明日以降、間違えた分野から優先的に出題します。
4〜5問:土台はある。計画どおりフェーズ①を進める。
2〜3問:ちょうど想定どおりの出発点。心配いらない。
0〜1問:分野を絞って1つずつ潰せば伸びる。まずセキュリティだけに集中する。